トラブル時の運用判断
イベント当日は、アプリの不具合だけでなく、端末や通信環境に起因する問題も起こります。このページでは、現場で判断するときの考え方をまとめます。
まず切り分けたいこと
- 特定の参加者だけの問題か
- 複数人で同じ問題が起きているか
- 端末設定の問題か
- 通信環境や位置情報環境の問題か
- スタート前の問題か、プレイ中の問題か、フィニッシュ時の問題か
判断の基本方針
- 記録の公平性を保てるか
- 他の参加者にも同じ基準を適用できるか
- 後から確認できる記録を残せるか
- 安全上のリスクがないか
- 参加者をその場で待たせるべきか、先に進めるべきか
まずは トラブルシューティング・動作環境 や関連 FAQ を確認しつつ、主催者側では次のように判断します。
よくあるトラブルの見方
1人だけに起きている場合
- 端末設定や権限の問題の可能性が高い
- まず参加者の端末で位置情報、通信、カメラ権限などを確認する
- 受付やスタートでサポートできるスタッフが対応する
複数人に同時に起きている場合
- 会場周辺の通信状況や GPS 環境の影響を疑う
- イベント公開状態、カテゴリ設定、スタート位置の設定なども確認する
- 参加者ごとの個別対応ではなく、全体への案内や運用変更を検討する
スタート前に起きやすい問題
ログインできない
- 電波状況を確認する
- 参加承認が必要なイベントでなければ、待機列を止めすぎない運用も検討する
- 事前申込リストと表示名の照合が必要な場合は、あとで本人確認できるよう記録を残す
イベントやコースが表示されない
- イベントやカテゴリが公開状態か確認する
- 会場で通信が不安定なら、表示できた参加者から先に準備を進めてもらう
- 一部参加者だけの問題なら端末側、全員に近い問題なら公開設定や通信状況を優先確認する
スタートできない
- 位置情報が取れているか、スタート地点に十分近いかを確認する
- 練習用コースで動作確認してもらうと切り分けしやすい
- どうしても反応しない場合は、主催者側で発生時刻と状況を記録する
プレイ中に起きやすい問題
パンチできない
- 参加者がスポットに十分近づいているか確認する
- 現在地表示で位置ズレが大きくないか確認する
- どうしても反応しない場合は、標準カメラで写真を残してもらう
- あとで通過を認める可能性があるなら、時刻と場所をスタッフ側でも記録する
カメラが起動しない、写真がアップロードされない
- まずパンチ自体が記録されているか確認する
- 権限不足や通信不良が原因のことが多い
- 標準カメラで撮影した写真を、あとで確認材料として使えるよう案内する
- フィニッシュ後に再アップロードできる前提を共有すると、現場の混乱を減らせる
アプリが落ちた、バッテリーが切れた
- アプリ再起動でプレイ再開できるか確認する
- 再開できない場合に備えて、紙地図や紙の CP リストがあると運用しやすい
- 別カメラや標準カメラで記録を残せるなら、完走扱いの判断材料になる
フィニッシュ時に起きやすい問題
フィニッシュできない
- フィニッシュ地点に十分近いか確認する
- 現在地表示で位置がずれていないか確認する
- どうしても反応しない場合は、フィニッシュ時刻を手作業で記録する
- その後の帰還確認に漏れが出ないよう、参加者リストにも反映する
プレイ結果や写真がすぐ表示されない
- 通信不良の可能性があるため、まず別端末や時間差で確認する
- 結果画面に出なくても、標準カメラの写真や現場記録が残っていれば完走判断の材料になる
代替運用を決めておくとよいもの
- 紙地図
- 紙の CP リスト
- 標準カメラでの撮影
- スタッフによる時刻と状況の記録
- 参加者リストでの帰還確認
スタッフ間で共有しておきたいこと
- どのトラブルを現場判断で認めるか
- 誰が最終判断するか
- どの情報を記録として残すか
- 安全面に関わる問題を誰へエスカレーションするか